麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)
このページで参照する製品
麻杏薏甘湯を配合した市販薬は、製品により成分量や用法・用量が異なります。ここでは、PMDA掲載の第2類医薬品「麻杏薏甘湯エキス錠N」(ジェーピーエス製薬)の表示を例に記載します。以下の用量や注意を、別製品や医療用医薬品に当てはめないでください。使用時は手元の製品の説明書を確認してください。
効能・効果
同製品の効能・効果は、体力中等度の人の関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足のあれ(手足の湿疹・皮膚炎)です。この表示だけから、症状の原因や個別の皮膚疾患を自己判断することはできません。
成分
同製品の9錠中には、麻杏薏甘湯乾燥エキス1.8 gが含まれます。次の生薬量に相当します。
| 生薬 | 生薬量 |
|---|---|
| 麻黄(マオウ) | 3.0 g |
| 薏苡仁(ヨクイニン) | 7.5 g |
| 杏仁(キョウニン) | 2.25 g |
| 甘草(カンゾウ) | 1.5 g |
添加物は無水ケイ酸、ケイ酸Al、CMC-Ca、ステアリン酸Mg、乳糖水和物です。
用法・用量
食前または食間に、水またはお湯で服用します。食間は食後2~3時間を指します。
| 年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
|---|---|---|
| 15歳以上 | 3錠 | 3回 |
| 7歳以上15歳未満 | 2錠 | 3回 |
| 5歳以上7歳未満 | 1錠 | 3回 |
| 5歳未満 | 服用しない | — |
小児に服用させる場合は、保護者の指導監督のもとで使用してください。
服用前に相談する人
医師の治療を受けている人、妊婦または妊娠していると思われる人、体の虚弱な人、胃腸の弱い人、発汗傾向が著しい人、高齢者、むくみや排尿困難がある人、高血圧・心臓病・腎臓病・甲状腺機能障害の診断を受けた人は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
中止・相談する目安
吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感が出た場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
まれに偽アルドステロン症やミオパチーが起こることがあります。手足のだるさ・しびれ・つっぱり・こわばりに加え、脱力感や筋肉痛が現れて徐々に強くなる場合は、直ちに医師の診療を受けてください。1か月ほど服用しても症状がよくならない場合は中止して相談し、長期連用する場合も専門家に相談してください。