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防已茯苓湯(ぼういぶくりょうとう)

効能・効果​

防已茯苓湯という処方名だけでは、個別製品の効能・効果は特定できません。成分量や剤形によって承認内容が異なるため、服用を検討する場合は製品の添付文書・説明書を確認してください。

PMDAが公開する一般用漢方製剤の承認基準には、防已茯苓湯の処方例として、次の効能・効果が記載されています。

体力中等度以下で、疲れやすく、汗をかきやすい傾向のあるものの次の諸症:肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)

これは承認基準に記載された文言であり、すべての防已茯苓湯製品に同じ効能が表示されているという意味ではありません。承認基準には別の処方例・効能の記載もあるため、製品ごとの表示を優先してください。

処方の構成​

上記の承認基準の処方例では、防已、黄耆、桂皮、茯苓、甘草が挙げられています。生薬の量やエキスの配合量は製品ごとに異なります。この構成から、個人の症状の原因や水分の状態を判断することはできません。

使用上の注意​

PMDAの一般用漢方製剤の使用上の注意の基準では、防已茯苓湯について、医師の治療を受けている人、妊娠中または妊娠の可能性がある人、薬で発疹・かゆみ等を起こしたことがある人は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者へ相談するよう示されています。甘草の配合量が基準以上となる製品では、高齢者、むくみのある人、高血圧・心臓病・腎臓病と診断された人への相談事項も示されています。

同基準では、発疹・発赤・かゆみが出た場合は服用を中止して相談すること、甘草の配合量が基準以上の製品では、手足のだるさ・しびれ・こわばりと脱力感・筋肉痛が現れて強くなる場合に、偽アルドステロン症やミオパチーの可能性があるため直ちに受診することが示されています。実際に適用される注意事項や相談先は、手元の製品に添付された説明書で確認してください。

参照した公的資料​

確認日: 2026-09-25