杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
このページで参照する製品
「杞菊地黄丸」という名前の市販薬には、製品ごとに剤形、成分量、用法・用量が異なるものがあります。このページでは、PMDAに添付文書が掲載されている第2類医薬品「原末・杞菊地黄丸」(株式会社ウチダ和漢薬)の表示を例として記載します。ほかの製品にこの成分量や用法を当てはめず、実際に使用する製品の説明書を確認してください。
効能・効果
「原末・杞菊地黄丸」の添付文書では、体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少または多尿で、ときに手足のほてりや口渇がある人の次の症状が効能・効果として記載されています。
かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下。
この表示は、白内障、緑内障、加齢黄斑変性などの眼科疾患を診断・治療する効能を示すものではありません。目の症状の原因を自己判断したり、眼科で受けている診療の代わりに使用したりしないでください。
成分
「原末・杞菊地黄丸」1日量60丸中の生薬量は次のとおりです。
| 生薬 | 含有量 |
|---|---|
| 地黄(ジオウ) | 1.22 g |
| 山茱萸(サンシュユ) | 0.61 g |
| 山薬(サンヤク) | 0.61 g |
| 沢瀉(タクシャ) | 0.46 g |
| 茯苓(ブクリョウ) | 0.46 g |
| 牡丹皮(ボタンピ) | 0.46 g |
| 枸杞子(クコシ) | 0.76 g |
| 菊花(キクカ) | 0.46 g |
添加物としてハチミツ、バレイショデンプン、寒梅粉を含みます。生薬の量はこの製品の表示であり、同名処方すべてに共通する量ではありません。
用法・用量
同製品では、成人(15歳以上)は1回20丸を1日3回、食前または食間に服用します。15歳未満は年齢に応じて量が異なり、3歳未満は服用しないこととされています。小児に使用する場合は、製品の添付文書を確認し、保護者の指導監督のもとで服用させてください。
| 年齢 | 1回量 |
|---|---|
| 15歳以上 | 20丸 |
| 7歳以上15歳未満 | 13丸 |
| 4歳以上7歳未満 | 10丸 |
| 3歳以上4歳未満 | 6丸 |
| 3歳未満 | 服用しない |
3歳以上の幼児に服用させる場合は、薬剤がのどにつかえないよう注意してください。
使用上の注意
次の人は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
- 医師の治療を受けている人
- 妊婦または妊娠していると思われる人
- 胃腸が弱く、下痢しやすい人
- 薬などで発疹・発赤、かゆみを起こしたことがある人
服用後に発疹・発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、腹痛が出た場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。下痢が続く、または強くなる場合も同様に相談してください。1か月ほど服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、相談してください。