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麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)

このページで扱う製品​

麻杏甘石湯には複数の医療用・一般用製品があり、効能・効果や用法は製品ごとに異なります。このページでは、**ツムラ麻杏甘石湯エキス顆粒(医療用)**の電子添文をもとに説明します。ほかの製品にそのまま当てはめることはできません。

効能・効果​

この製品の効能・効果は「小児ぜんそく、気管支ぜんそく」です。せき、気管支炎、かぜ、肺炎、百日咳、痔の痛みは、この製品の効能・効果として記載されていません。処方名や症状だけで、自己判断して選んだり、処方された治療を置き換えたりしないでください。

喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)や息苦しさは、ぜんそく以外の病気でも起こります。日本呼吸器学会は、原因を調べるため早めの受診を勧め、急にゼーゼーし強く息苦しい場合は救急疾患の可能性があるとして、急いで診察を受けるよう案内しています。特に、子どもが激しく咳き込む・ゼーゼーして呼吸が苦しそう、または呼吸が弱い場合は、厚生労働省の案内に従って119番してください。

ぜんそくの治療中の方は、発作時の対応を主治医から受けた指示に従ってください。この漢方薬を理由に、処方された吸入薬などを中断・変更しないでください。

成分​

ツムラ医療用製品の成人1日量7.5g中に、下記の生薬から作られた乾燥エキス1.75gを含みます。

生薬1日量の原生薬換算量
石膏(セッコウ)10.0g
杏仁(キョウニン)4.0g
麻黄(マオウ)4.0g
甘草(カンゾウ)2.0g

使用上の注意​

  • 本剤は医師が患者の状態を考慮して使用する処方薬です。自己判断で開始・増量せず、処方された場合は指示どおりに使用してください。症状や所見に改善がない場合は、漫然と続けず処方医に相談してください。
  • 甘草を含むため、血清カリウム値や血圧などに注意が必要です。ほかの漢方薬・甘草・グリチルリチン酸を含む薬との重複にも注意してください。
  • 麻黄を含むほかの漢方薬、エフェドリン類、MAO阻害薬、甲状腺製剤、カテコールアミン製剤、キサンチン系製剤などとの併用では、不眠、発汗過多、頻脈、動悸、脱力感、精神興奮などが起こりやすくなることがあります。服用中の薬やサプリメントを医師・薬剤師に伝えてください。
  • 病後で衰弱している方、胃腸が弱い方、食欲不振・吐き気・嘔吐がある方、汗をかきやすい方、心臓や血圧の病気、排尿障害、甲状腺機能亢進症、高度の腎障害がある方は、使用前に医師へ伝えてください。妊娠中・妊娠の可能性がある方、授乳中の方、高齢の方についても、医師が個別に判断します。

重大な副作用として、偽アルドステロン症やミオパチーが記載されています。むくみ、血圧上昇、体重増加、脱力感、手足のけいれん・麻痺など、いつもと違う症状があれば服用を続けず、速やかに医療機関へ相談してください。その他、不眠、発汗過多、頻脈、動悸、食欲不振、胃部不快感、吐き気、嘔吐、下痢、排尿障害などが報告されています。

参考にした公式情報​