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十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

十全大補湯は、複数の生薬を組み合わせた漢方処方です。漢方医学では「気血両虚」などの考え方を用いて処方を検討することがありますが、これは現代医学の検査結果や診断名と同じものではありません。体調の自己評価だけで服用を決めないでください。

効能・効果​

効能・効果は製品ごとに定められています。たとえば、PMDAに掲載されている医療用製剤では、病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、寝汗、手足の冷え、貧血が効能・効果として記載されています。市販薬は製品の外箱・添付文書に記載された効能・効果と対象年齢を確認してください。

がん治療の副作用を軽減する、免疫力を高める、病気から体力を根本的に回復させるといった目的で、自己判断により使えることを示すものではありません。がんの治療中やほかの病気で治療中の人は、服用を始める前に主治医と薬剤師へ相談してください。治療薬や健康食品との併用も、必ず伝えて確認しましょう。

服用時の注意​

医療用製剤と市販薬では、成分量や用法・用量、相談が必要な人の記載が異なる場合があります。処方薬は薬袋の指示に従い、市販薬はその製品の添付文書を確認してください。胃腸が弱い人、妊娠中または妊娠の可能性がある人、医師の治療を受けている人、持病やアレルギーがある人は、服用前に医師・薬剤師または登録販売者へ相談してください。

服用後に発疹、かゆみ、胃部不快感などが現れた場合は、製品の説明書に従って服用を中止し、医療専門職に相談してください。手足のだるさ・しびれ・こわばり、脱力感、筋肉痛、むくみ、黄疸、褐色尿なども、添付文書に記載された重大な副作用の兆候であることがあります。その場合は服用を続けず、速やかに医療機関を受診してください。

構成生薬​

十全大補湯は一般に10種類の生薬からなる処方です。医療用製剤の一例では、人参、黄耆、白朮、茯苓、当帰、芍薬、地黄、川芎、桂皮、甘草が配合されています。製品ごとの構成や配合量は添付文書で確認してください。

参考情報​

情報確認日:2026年9月25日