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このサイトの読み方:概念・生薬・処方・製剤を区別する

漢方の情報は、伝統医学上の概念、生薬、処方、具体的な医薬品を同じものとして扱うと誤解が生じやすくなります。漢方 Wiki では、次の順番で情報を分けます。

1. 漢方医学の概念​

「証」「気・血・水」「虚実」「瘀血」などは、漢方医学の診察・病態理解で使われる概念です。これらを現代医学の検査値・病名・血液そのものなどと自動的に同一視しません。

2. 生薬​

生薬は、植物・動物・鉱物などを医薬品原料として加工したものです。日本で医薬品として用いられる生薬には、日本薬局方などで名称・基原・性状・確認試験等が定められているものがあります。

生薬の規格や伝統的な説明と、その生薬を含む完成した漢方製剤の承認効能は別です。

3. 処方名​

葛根湯、桂枝茯苓丸、麦門冬湯などは処方名です。同じ処方名でも、医療用医薬品と一般用医薬品、メーカーや製品によって、剤形・含量・用法・注意事項などが異なる場合があります。

処方名だけから、すべての製品に共通する効能・安全性を断定しません。

4. 具体的な製剤・製品​

医薬品としての効能・効果、用法・用量、禁忌、相互作用、副作用を確認するときは、実際の製品の最新の添付文書を確認します。

情報源の優先順位​

  1. PMDA・厚生労働省などの規制・行政資料
  2. 日本薬局方
  3. 日本東洋医学会などの専門学術団体
  4. 対象製品の公式メーカー資料
  5. 補足的な二次資料

変わり得る情報には確認日を付け、可能な限り元資料へ直接リンクします。

このサイトがしないこと​

  • 症状だけから「あなたにはこの漢方」と自動的に決める
  • 生薬単体の説明を、そのまま治療効果として一般化する
  • 一つの製品の承認効能を、同じ処方名のすべての製品へ広げる
  • 漢方医学の概念を、現代医学の診断名や検査値と同一視する
  • 添付文書を確認せず、禁忌・相互作用・用法を断定する

症状や服薬について判断が必要な場合​

このサイトは一般的な情報提供を目的とし、診断・治療・服薬指示を行うものではありません。強い症状、新しく出た症状、長く続く症状がある場合や、妊娠・授乳中、持病がある、複数の薬を使用しているなど個別判断が必要な場合は、医師・薬剤師などの医療専門職に相談してください。

(確認日: 2026-10-03)