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呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

効能・効果​

このページでは、ツムラ呉茱萸湯エキス顆粒(医療用)の電子添文を紹介します。添文上の効能・効果は、手足の冷えやすい中等度以下の体力のものの「習慣性偏頭痛、習慣性頭痛、嘔吐、脚気衝心」です。効能の表現や用法は製品ごとに異なる場合があるため、実際に使用する製品の説明を確認してください。

この記載は、頭痛の種類や原因を自己判断して呉茱萸湯を選べるという意味ではありません。片頭痛の前兆、痛み方、吐き気、肩こりなど個別の症状だけから、呉茱萸湯が適するかどうかは決められません。緊張型頭痛・群発頭痛、つわり、しゃっくりなどをこの製品の効能として一般化することもできません。頭痛が続く、繰り返す、いつもと様子が違う場合は医療機関に相談してください。

受診の目安​

突然始まった激しい頭痛は、くも膜下出血など緊急性の高い病気の可能性があります。厚生労働省は、突然の激しい頭痛を迷わず119番する症状の一つとして案内しています。顔や手足の片側に力が入らない・しびれる、言葉が出にくい、見え方がおかしいなど急な症状を伴う場合も、救急要請してください。詳しくは厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」および日本頭痛学会「2次性頭痛(危険な頭痛、他の病気に伴う頭痛)」を参照してください。

使用上の注意​

電子添文では、使用時に患者の「証(体質・症状)」を考慮し、経過を十分に観察するよう求めています。症状や所見の改善がない場合は、漫然と継続しないでください。ほかの漢方製剤などと併用する場合は、生薬が重複することがあるため、処方医・薬剤師に併用薬を伝えて確認してください。

妊娠中または妊娠している可能性がある場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合に限って使用します。授乳中は、治療上の有益性と母乳栄養の有益性を考慮して授乳の継続・中止を検討します。小児等を対象とした臨床試験は実施されていません。高齢者は生理機能の低下を考慮し、減量するなど注意が必要です。いずれも、自己判断せず処方医に相談してください。

副作用​

頻度は不明ですが、発疹・じんましんなどの過敏症や、AST・ALT上昇などの肝機能異常が報告されています。服用中に異常を感じた場合は処方医または薬剤師に連絡してください。添文は、副作用が現れた場合に十分観察し、異常があれば投与を中止するなど適切に対応するよう示しています。

製品情報​

ツムラ呉茱萸湯エキス顆粒(医療用)では、成人の通常用量は1日7.5gを2~3回に分け、食前または食間に服用します。年齢・体重・症状により調整されます。処方された用法・用量に従い、自分で変更しないでください。

同製品7.5g中の混合生薬の乾燥エキスは2.25gで、原料生薬はタイソウ4.0g、ゴシュユ3.0g、ニンジン2.0g、ショウキョウ1.5gです。これらの生薬の作用から個人の頭痛の原因や治療効果を断定することはできません。

出典(一次資料):PMDA「ツムラ呉茱萸湯エキス顆粒(医療用)」電子添文(2023年12月改訂)。製品ごとに効能・効果や注意事項が異なる場合があります。服用中の製品の添文・説明書を確認してください。