便秘
便秘は、排便の回数だけで判断できるものではありません。便が硬い、強くいきむ、残便感がある、排便が難しいなど、便の状態や排便時の困りごとも含めて評価されます。症状が続く場合は、原因を自己判断せず医療機関に相談してください。
早急な対応が必要な症状
突然の激しい腹痛、激しい腹痛が続く、便に血が混ざる、真っ黒い便が出る場合は、厚生労働省が成人の救急車要請の目安として挙げています。該当する場合は厚生労働省の救急受診案内を確認し、緊急性が高いときは119番へ連絡してください。
便秘に強い腹痛や吐き気・嘔吐が伴うときは、市販の便秘薬や浣腸を自己判断で使わず、医療機関に相談してください。厚生労働省の一般用医薬品に関する手引きでは、こうした症状に急性腹症などが隠れている可能性があり、浣腸薬の刺激で悪化するおそれが示されています。
医療機関に相談する目安
便秘が続く、繰り返す、生活に支障がある場合は、かかりつけ医や消化器内科に相談してください。便通異常症の診療ガイドラインでは、急な便通の変化、血便、意図しない体重減少、発熱などを、背景に別の病気がないか確認する際の警告症状・徴候として扱っています。症状の経過や必要な検査を医療機関で確認してください。
便秘は、体質だけでなく、薬の影響や別の病気が関係していることもあります。受診時には、いつからどのような便秘があるか、服用中の薬やサプリメント、腹痛などの随伴症状を伝えると、原因や治療を検討する助けになります。自己判断で処方薬を中断しないでください。
漢方薬について
便秘に使われる漢方薬もありますが、便の形や「熱秘」「気秘」などの自己チェックだけで原因や処方を決めることはできません。漢方薬も製品によって効能・用法・注意事項が異なり、他の薬との重複や体調によって注意が必要です。使用を検討する場合は、医師または薬剤師に相談してください。
各処方の記事は、製品表示に基づく情報です。記事の記載だけで自分に合う薬を選ぶことは避けてください。