疲労・倦怠感
疲労や倦怠感はさまざまな状態で起こる症状で、感じ方だけから原因を特定することはできません。睡眠不足や睡眠障害、服用している薬の副作用、身体の病気、こころの不調などが関係することがあります。新型コロナウイルス感染症の後に疲労感が続く場合もあります。漢方医学の「気虚」「血虚」「腎虚」は漢方の考え方であり、疲労の原因を医学的に診断するものではありません。
受診を急ぐ症状
疲労感とともに、息苦しさや胸の強い痛み、意識がもうろうとするなど急な症状がある場合は、緊急の対応が必要なことがあります。厚生労働省の救急案内を確認し、緊急性が高い場合は119番へ連絡してください。
医療機関への相談
疲れが続く、悪化している、仕事や家事など日常生活に影響している場合は、かかりつけ医に相談してください。疲労感は、睡眠や身体の状態、こころの不調など複数の要因と関係することがあります。厚生労働省は、倦怠感や疲労感を含む身体の不調がうつ病でも現れることを案内していますが、疲労感だけでうつ病などと自己判断することはできません。
眠気や睡眠の問題が続いて生活に支障がある場合も、医療機関に相談してください。新型コロナウイルス感染症の後に疲労感が続く場合も、原因を決めつけず、症状や経過を医療機関に伝えましょう。
受診時には、いつから疲れているか、睡眠や食欲の変化、発熱などの症状、日常生活への影響、服用中の薬やサプリメントを伝えると、診療の参考になります。自己判断で処方薬を中断・変更しないでください。
漢方薬について
疲労・倦怠感に漢方薬が用いられる場合もありますが、疲れ方や体質の自己チェックだけで処方を選ぶことはできません。原因の評価や必要な治療を遅らせないよう、医師または薬剤師に相談し、製品ごとの効能・用法・注意事項を確認してください。
各処方の記事は、製品表示に基づく情報です。記事だけで自分に合う薬を選ぶことは避けてください。