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動悸・息切れ

動悸や息切れは、不整脈など心臓の病気を含むさまざまな原因で起こります。症状だけで原因を特定することはできず、ストレスや漢方医学上の体質のせいと決めつけないでください。日本循環器学会は、不整脈の症状として動悸、脈が飛ぶ感じ、息切れ、胸の苦しさや痛み、めまいなどを挙げています。

すぐに救急車を呼ぶ症状​

突然の激しい胸や背中の痛み、急な息切れ・呼吸困難、胸の中央が締め付けられる・圧迫されるような痛みが2〜3分続く、意識がない・もうろうとしている場合は、119番へ連絡してください。消防庁はこれらを、ためらわず救急車を呼んでほしい症状として案内しています。

救急車を呼ぶべきか判断に迷う場合は、地域で利用できる救急相談窓口(♯7119等)に相談できます。強い症状があるときは相談窓口への連絡で119番を遅らせないでください。

医療機関へ相談するとき​

初めての動悸や息切れ、繰り返す・続く症状、めまいや失神を伴う場合は、医療機関へ相談してください。心臓病の治療中にこれまでになかった動悸、息切れ、失神、めまいが出た場合は、担当医へすぐ相談するよう日本循環器学会が案内しています。症状が起きた時刻や続いた時間、脈の変化、服用中の薬を伝えると診察の参考になります。

漢方薬について​

漢方薬は動悸・息切れの原因を調べたり、緊急の治療を行ったりする代わりにはなりません。効能・効果や注意事項は製品ごとに異なります。

例として、医療用の「ツムラ炙甘草湯エキス顆粒」には、「体力がおとろえて、疲れやすいものの動悸、息切れ」という効能・効果が記載されています。この製品の効能を、すべての動悸・息切れや、ほかの製品に当てはめることはできません。

同製品はアルドステロン症、ミオパチー、低カリウム血症のある人には禁忌です。カンゾウを含み、血清カリウム値や血圧への注意、他のカンゾウ含有製剤・利尿薬などとの併用注意が添付文書に記載されています。漢方薬を検討する場合も、持病や併用薬を医師・薬剤師に伝え、製品ごとの添付文書を確認してください。

参照した公式情報​

確認日:2026年9月25日