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風邪

鼻水、のどの痛み、咳、発熱などの呼吸器症状は、いわゆる風邪だけでなく、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、その他の急性呼吸器感染症でも起こります。症状や「風邪の段階」だけで原因を特定したり、漢方薬を選んだりすることはできません。

早めに医療機関へ相談する症状​

高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど、具合が悪い場合は早めに医療機関へ相談してください。厚生労働省は急性呼吸器感染症の症状があるとき、無理をして学校や職場へ行かず、咳エチケットと休養、水分補給を行うよう案内しています。

かぜ症状の後に、咳が長引く、息苦しい、呼吸が速い、胸の痛み、動悸、悪寒やふるえ、高熱が続く場合も受診してください。日本呼吸器学会は、特に咳が7~10日以上続く場合やこれらの症状がある場合、肺炎などを調べるため医療機関への受診を勧めています。緊急性が高い呼吸困難などがある場合は厚生労働省の救急案内を確認し、必要に応じて119番へ連絡してください。

自宅で療養するとき​

症状が比較的軽い場合は、休養と睡眠をとり、水分を補給してください。周囲への感染を防ぐため、人混みへの外出を控え、咳やくしゃみがあるときは咳エチケットを行いましょう。乳幼児、高齢者、基礎疾患がある方など、重症化リスクや受診の判断に不安がある場合は、かかりつけ医に相談してください。

風邪のように見える症状でも、原因によって対応は異なります。抗菌薬はウイルスを原因とする感染症には効かず、インフルエンザなどの治療薬も診断や症状の経過を踏まえて医師が判断します。自己判断で薬を追加したり、処方薬を中断したりしないでください。

漢方薬について​

漢方薬が呼吸器症状の治療に使われる場合もありますが、「寒気が強い」「汗をかいていない」などの自己チェックだけで原因や薬を決めることはできません。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、肺炎などを漢方薬で治療できると保証するものでもありません。医師または薬剤師に相談し、製品ごとの効能・用法・注意事項を確認してください。

各処方の記事は、製品表示に基づく情報です。記事だけで自分に合う薬を選ぶことは避けてください。

参考資料​