咳・喘息と漢方
咳はかぜ、喘息、感染症などさまざまな原因で起こります。ゼーゼー・ヒューヒューする音や息苦しさがあっても、症状だけで喘息と診断することはできません。咳や喘鳴が続く場合は、呼吸器内科などの医療機関へ相談してください。
急な強い息苦しさ、会話が難しい、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、漢方薬を試さず、救急医療を利用してください。喘息の治療中で、発作時の対応を主治医から指示されている人は、その指示に従ってください。
喘息の治療
日本呼吸器学会によると、喘息は気道の炎症が続き、気道が敏感になって発作的に狭くなる病気です。診断には医療機関での評価が必要で、治療では吸入薬などを使った継続的な管理が行われます。漢方薬を喘息治療の代わりに使ったり、処方されている吸入薬を自己判断で中止・減量したりしないでください。
漢方薬について
漢方薬の効能・効果は製品ごとに異なります。咳や痰に関する効能を記載した製品があっても、それだけで喘息発作を治療できる、気管支を広げる、または呼吸困難を改善すると判断することはできません。喘息やほかの病気で治療中の場合、漢方薬を追加する前に主治医または薬剤師へ相談してください。
参考情報
- 日本呼吸器学会「気管支ぜんそく」:喘息の仕組み、検査、治療について。
- 日本呼吸器学会「ゼーゼーする」:喘鳴がある時の受診について。
- 厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」:急な息切れや呼吸困難など。
- PMDA「医療用医薬品情報検索」/一般用医薬品情報検索:薬の効能・効果、用法・用量、注意事項を製品別に確認できます。
情報確認日:2026年9月25日