ニキビ・肌荒れ
漢方医学から見たニキビ・肌荒れ
漢方医学では、ニキビや肌荒れは単なる皮膚表面の問題ではなく、体内のバランスの乱れが外に現れたものと考えます。主な原因として、以下の3つが挙げられます。
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瘀血(おけつ) 血(けつ)の巡りが滞った状態です。ホルモンバランスの乱れとも関連が深く、特に生理前に悪化するニキビや、シミ、くすみの原因となります。
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清熱(せいねつ) 体に余分な熱がこもった状態です。特に顔や上半身に熱がこもると、赤く炎症を起こしたニキビ(赤ニキビ)ができやすくなります。
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気(き)・血(けつ)の不足 エネルギーや栄養が不足すると、肌に十分な潤いや栄養が行き渡らず、乾燥や肌荒れ、バリア機能の低下を引き起こします。
ニキビ・肌荒れに用いられる主な漢方薬
症状や体質に合わせて、以下のような漢方薬が用いられます。
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桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 血の巡りを改善し、ホルモンバランスの乱れによるニキビやシミに効果的です。特に、生理周期に合わせて症状が悪化する方に向いています。
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桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん) 桂枝茯苓丸に、肌荒れやイボに効果のある薏苡仁(よくいにん)を加えた処方です。ニキビだけでなく、肌全体の調子を整えたい場合に用いられます。
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十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 化膿しやすく、赤みのあるニキビや湿疹に用いられます。体の解毒機能を高め、炎症を鎮める作用があります。
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清上防風湯(せいじょうぼうふうとう) 顔や頭部など、上半身の熱を冷まし、炎症を鎮める作用があります。赤ら顔で、炎症の強いニキビに効果的です。
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荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) 慢性化し、化膿を伴う青年期のニキビに用いられます。解毒作用と抗炎症作用を併せ持ち、肌の状態を改善します。