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黄芩(オウゴン)

生薬ラテン名​

SCUTELLARIAE RADIX

基原​

シソ科のコガネバナの周皮を除いた根

主要成分​

  • バイカリン
  • オウゴニン

薬能​

体の熱を冷まし、炎症を鎮める作用(清熱燥湿)に優れています。特に、胸から上部の熱(上焦の熱)を取る効果が高いとされています。

発熱、のどの痛み、咳、鼻血などの呼吸器・循環器系の炎症や、腹痛、下痢などの消化器系の炎症に用いられます。また、精神的な興奮やイライラを鎮める作用もあります。

主な配合漢方薬​

使用上の注意と受診目安​

黄芩を含む漢方薬では、発熱、から咳、息切れを伴う間質性肺炎や、肝機能障害が報告されています。服用中に発熱、咳、呼吸困難、全身のだるさ、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなるなどの異変を感じた場合は服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

黄芩は体を冷ます方向に働くため、胃腸が弱く冷えやすい方、下痢しやすい方には適さない場合があります。服用後に下痢や食欲不振が続く場合や、発熱・咳が出た場合は服用を中止し、医師・薬剤師に相談してください。持病のある方、妊娠中・授乳中の方、他の薬を服用中の方は、使用前に必ず専門家へ相談が必要です。自己判断での長期連用は避けてください。

参照情報​

  • 医療用漢方製剤の添付文書(独立行政法人医薬品医療機器総合機構[PMDA]「医療用医薬品添付文書検索」)
  • 漢方製剤の製品情報(ツムラ、クラシエなどの製薬企業が公開する医療用漢方製剤の情報)

(確認日: 2026-09-04)