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黄連(オウレン)

生薬ラテン名​

COPTIDIS RHIZOMA

基原​

キンポウゲ科のオウレン、またはその他同属植物の根をほとんど除いた根茎

主要成分​

  • ベルベリン
  • コプチシン

薬能​

体の熱を冷まし、炎症を鎮める作用(清熱燥湿)が非常に強い生薬です。特に、心臓や胃の熱(心火・胃火)を鎮める効果に優れています。

胸のつかえ感、精神不安、動悸、不眠、口内炎、胃炎、下痢、腹痛など、熱が原因で起こる様々な症状に用いられます。

主な配合漢方薬​

使用上の注意と受診目安​

黄連は苦みが非常に強く、体を冷ます作用の強い生薬です。胃腸が弱い方や冷えやすい方が服用すると、食欲不振、胃部不快感、下痢などを起こすことがあります。こうした異変を感じた場合は服用を中止し、医師・薬剤師に相談してください。

胸のつかえや不眠、動悸が長く続く場合や、胃痛・下痢が強い場合は、背景に別の疾患が隠れていることもあるため医療機関を受診してください。口内炎が2週間以上治らない場合や、体重減少を伴う場合は速やかに受診が必要です。持病のある方、妊娠中・授乳中の方、他の薬を服用中の方は、使用前に必ず専門家へ相談が必要です。自己判断での長期連用は避けてください。

参照情報​

  • 医療用漢方製剤の添付文書(独立行政法人医薬品医療機器総合機構[PMDA]「医療用医薬品添付文書検索」)
  • 漢方製剤の製品情報(ツムラ、クラシエなどの製薬企業が公開する医療用漢方製剤の情報)

(確認日: 2026-09-04)